【極レトロゲームマニア】初代スーパーマリオカートについて語る
今回は任天堂より1992年8月27日にスーパーファミコン用ソフト「スーパーマリオカート」について語りたいと思います。
【極レトロゲームマニア】実況!スーパーマリオカート!50cc キノコカップに挑戦!!Super Mario Kart Vol.32
https://youtu.be/MyqUdNqeECs @YouTubeより
このスーパーマリオカートは国内で382万本の売上を達成し国内でのスーパーファミコン用ソフトとしては1位の売り上げを記録している。
スーパーファミコンではドラゴンクエストシリーズやスクエアの大作RPGが数多くリリースされている中でマリオを中心とした任天堂オールスターが集結したレースゲームでスーパーファミコンで歴代1位を取るとは恐るべし任天堂ブランド。
そんなスーパーファミコンの絶対的王者スーパーマリオカートを筆者は恥ずかしながら未体験であった。
筆者はレースゲームが大好きだ。好きの域を超えてライフワークと化している。
現在は本物のF1レーサーやプロレーサーが数多く参加している完全オンライン型で有料会員制のアイレーシングに参加しているくらいレースゲーム狂である。
そんなレースゲームに辛口の筆者が忖度なしで初体験の初代スーパーマリオカートをプレイして率直な意見を言わせて頂く。
まず驚いたのが初代スーパーマリオカートは最近のマリオカートと比較して本格カートレースゲームだった事だ。
最近のマリオカートは対戦はオンライン化しておりコースもファンタジー色が強くアイテムがレースの勝敗の行方を握る大きなポイントになっている。
逆に今回プレイした初代スーパーマリオカートはアイテムはあるが現在のマリオカートのようなアイテムの使用が絶対的に勝敗を分けるポイントではない。
レースゲームとしては非常に良く出来ており先にリリースされていた任天堂のF‐ZEROで見られた回転・拡大・縮小機能を十分に活用されており1つのコースがつながったサーキットを走行している感覚になる。それまでの初代ファミコンの3Dレースゲームでは逆立ちしても出来ないプレイ感である。
速く走るためにアウトインアウトの走行ラインが出来るか出来ないかでタイムが大きく変わる。ブレーキもしっかりと踏まないと止まれない。ライバルに接触すると大きくスローダウンするなど見た目はマリオでもレースゲームに必要な部分はしっかりと抑えてある。
オンラインで皆で楽しくプレイするスタイルの現在のマリオカート。
一人用で本格的カートレースゲームを遊ぶ初代スーパーマリオカート。
現在のマリオカートと比較するとこのような例えである。
そんな初代スーパーマリオカートを評価してみた。
〇良いところ
・本格的なカートレースゲームなのでレースゲーム好きにも満足できる
・カートは3つ(最初は2種類)の排気量の中から選択でる。
・カップ毎に5つのレースで順位を争うシステム。白熱のポイント争いが熱い
・4タイプで8種類のキャラクターが選択できる
・タイムアタックモードが搭載されており純粋な速さを追及出来る
・2名で対戦可能。1つの画面を上下で対戦
〇悪いところ
・対戦重視の画面構成の為、シングルプレイ時でも画面が分割されており迫力がない
・対戦プレイは1画面の上下でプレイの為、迫力がない。
・アイテムの出現や使用効果が現在のマリオカートと比較すると少ない
・腕が悪いと勝てない。現在のマリオカートのように運要素は少ない
●あとがき
最近のマリオカートシリーズやアーケード版をプレイしていた為、正直初代マリオカートの難しさに驚いた。というか本格的なカートレースゲームとして十分に楽しめる内容であった。
最近のマリオカートは初心者でもある程度はプレイできるが、この初代マリオカートは下手では勝てない。優勝するにはある程度の練習は必要だ。
難易度が少し高いがオンラインのない時代のゲームなのでこれで良いのだ。
それはスーパーファミコンソフトで国内販売1位の数字が評価だと思う。
そのくらい少々は難易度は高いが何度も挑戦したくなる完成されたレースゲームだ。
筆者も練習をして今度は100㏄を挑戦していきたい。
それではまた。