デイトナUSAを語る
今回の記事は1994年4月にセガよりアーケード用としてリリースされたデイトナUSAを紹介していこう。
【極レトロゲームマニアvol.3】DAYTONA USA 初級コースに挑戦!(デイトナUSA)
https://youtu.be/gPFP_k5c-FU @YouTubeより
デイトナUSA稼働当時はアーケードゲームはさまざまなライバルレースゲームが生み出されておりその中でもナムコからリリースされたリッジレーサーは人気、完成度とも他のレースゲームよりも一つ上のランクであった。
しかし後発リリースされたデイトナUSAは更に度肝を抜いた完成度であった。
コースは3コースでライバルレースゲームと比較しても平均的。
デイトナの魅力は筐体にあり。同セガから先にリリースされたバーチャレーシングて搭載されていた反力ステアリングシステムが採用され路面状況の情報やコーナーリング時の反力がステアリングに重力として情報をプレイヤーに伝達する。このシステムだけて他のレースゲームにはないストロングポイントを持っていた。
肝心のレースゲームとしての評判も良く反力ステアリングとの相性も抜群でドライブ感に重厚感を感じるほど素晴らしい操作感覚であった。
他にもライバルに追突した際はボンネットが凹む演出やなんと逆走まで出来てしまう自由度など他のレースゲームにはない要素も数多くみられた。
そんな名作デイトナUSAを久しぶりにプレイしてみた。
アーケード版の完全移植であるプレイステーション3版だ。
先ずはタイトル画面でのおなじみのデイトナのオープニング曲を久しぶりに聞くと感動を覚えてしまった。何年経っても名曲である。
そしていざレースを開始。しかし何故か面白くない。
原因は操作環境である。先に述べたがアーケード版は反力ステアリングでのプレイ。
筆者は標準のプレステ3コントローラー。
同じゲームをプレイしてアーケード版とプレステ3だと操作環境で全く違うゲームの印象を受けた。
しかし筆者はアーケード版デイトナUSAをやり込んでいた為、このような感想になってしまう。それはアーケード版の体験者なら誰もが思うことである。
たが一般のコンシューマー機のゲームとしてはグラフィック、音楽は今でも色褪せない。
そんな筆者が愛してやまないデイトナUSAを解析してみた。(アーケード版)
〇良いところ
・反力ステアリングがリアル感と重厚感を与えてくれる
・オープニングテーマ曲が優秀。
・逆走も出来る
・秒間60フレーム
・当時の最先端のポリゴンとテクスチャーマッピングで構成
・追突時のマシンボディ形状が凹むなどリアル志向
〇悪いところ
・コースが3つしかなく飽きがきやすい
・当時大人気のアーケード版はプレイヤーの周りに人だかりが出来るため恥ずかしい
■おさらい
久しぶりにプレステ3でプレイしたデイトナUSAは今でも十分通用するゲーム性とグラフィックを兼ね備えたレースゲームだ。しかし操作環境がプレステ3純正コントローラーの為、没頭感や楽しさは得られなかった。レースゲーム好きの筆者はコックピット視点を好むがゲーム機のコントローラーでは少々難しくデイトナUSAをゲームコントローラーでプレイする際は後方視点でのプレイの方が簡単に感じた。
やはりアーケード向けに開発された体感ゲームはゲームセンターでプレイするのが一番だ!
それではまた。