(極レトロゲームマニア)1943を語る
こんにちは。
今回の記事はカプコンの誇るシューティングゲーム「1943」。
1943は1987年6月にカプコンからアーケード用ゲームとしてリリースされた。
【極レトロゲームマニア vol.2】1943をプレイしてみた!(1943: The Battle of Midway) https://youtu.be/NpUJv7r6vYY @YouTubeより
https://youtu.be/NpUJv7r6vYY @YouTubeより
この頃はシューティングゲーム全盛期の中で第二次世界大戦を題材にした斬新なゲーム背景で他のシューティングゲームとは一線を画したゲームであった。
しかし稼働当初は筆者としては何故自機がアメリカのP-38ライトニングで敵が日本軍なのか納得出来ない箇所も多かった。
日本人なら零戦だろっ!
日本人であるからには零戦で連合国の戦闘機や戦艦、空母と対峙したい!そんな気持ちがあった。しかし日本軍の魅力的な戦闘機、爆撃機、戦艦、空母が出現するワクワク感があったのも確かである。
仮にも零戦が自機で連合国が敵国の場合には、ワクワク感はそこまでは無いだろう。そこまで計算して自国を敵に仕立てたカプコンあっぱれである!
そんな1943は同じようなシューティングゲームが数多く製作され少しマンネリ化していたジャンルに新しい風を吹き込んだ作品でもある。
そんな1943の特徴を分析してみた。
●良い所
①アイテムを取る事により6種類の武器が使用できる楽しさ。
②旧日本軍を想定した敵で馴染みのある兵器に興奮。大和、長門、赤城、加賀なども登場。
③超必殺技メガクラッシュの攻撃で画面内の敵を一掃出来る快感。
④宙返りで敵の攻撃を回避。決まった時はカッコイイ!
⑤初心者でもある程度は進行出来る難易度とゲームバランスの良さ。
⑥全16ステージのボリームでやりごたえあり。
●悪い所
①自機が零戦ではない。
②シューティングゲームとしての難易度は少し低めの為、ハードユーザーには少し物足りない。
③オリジナルは縦型画面の為、移植されたコンシューマ機やPCでは画面比率の問題で迫力不足。
今回はカプコンの傑作シューティングゲーム1943をレポートしてみた。
実は筆者はあまり1943をプレイはしていないが短いプレイ時間でもこのゲームが楽しくて斬新なゲームだったと直ぐに理解できた。
適度な難易度は万人受けする。しかし腕に覚えのあるコアユーザーには少し物足りない。その解決策の答えが全16ステージが用意されたボリームである。1943は難易度で満足度を達成するシューティングゲームではない。旧日本軍の有名な艦船や戦闘機や爆撃機を見て倒して満足するゲームなのである。
そして多くのユーザーはラスボスである戦艦大和を倒した時に満足するだろう。
出来ればオリジナルの縦型画面でプレイしたかったのが本音である。